メーカー評議員のご紹介
メーカー評議員は、ジャパニーズウイスキーのつくり手の皆さまで、日本ウイスキー文化振興協会の主旨にご賛同いただき、ジャパニーズウイスキーの定義の法制化と、ジャパニーズウイスキー文化の振興のため、ご協力いただいている方々です。
※ お名前の50音順に掲載しております
伊藤 啓
Akira Ito
長浜浪漫ビール株式会社 代表取締役 長濱蒸溜所
株式会社リカーマウンテン、株式会社田村商店、GLダイニングの代表取締役を兼務。グループのスピリッツバイヤーを経て、2018年から長浜浪漫ビール株式会社(長濱蒸溜所)の経営に携わる。日本最小規模の蒸溜所で、長浜を逆さ読みにした商品名『AMAHAGAN』のリリースやアーティスト、アニメーションとのコラボ商品を手掛ける。直営のレストランでは、ニューメイクハイボール『長濱ハイ』の提供、長浜市内の廃校を利活用したエイジングセラー、更に一泊二日でのウイスキー体験など、地域貢献を軸に置いた皆様が楽しんでいただける挑戦を続けています。
宇戸田 祥自
Utoda Shoji
有限会社津崎商事 代表取締役 久住蒸溜所
宮崎大学大学院農学研究科修士課程卒業。食品販売会社を経て1999年より実家が経営する酒販店に就職。
ウイスキーの販売に注力しながら2010年よりウイスキートーク福岡の立ち上げと運営に携わる。
2014年からウイスキー蒸留所の設立へ向け用地選定や計画の立案などを始める。2017年より秩父蒸溜所での研修を受け入れていただく。2021年2月よりシングルモルトの製造を開始し現在に至る。
宇野 浩幸
Hiroyuki Uno
相生ユニビオ株式会社 碧南蒸留所
Coming soon・・・
エリック チョア
Eric Chhoa
光酒造株式会社 代表取締役 鴻巣蒸溜所
マレーシア出身。上智大学を卒業後、ハーバードビジネススクールでMBAを取得。
イギリスに本社を置く精密化学メーカーのCEOなどを歴任。2020年、長年の夢であったウイスキー蒸溜所を埼玉県鴻巣市に立ち上げる。
日本初の海外資本によるクラフトウイスキー蒸溜所で、納得のいくシングルモルトウイスキーができるまではリリースをしない主義のため、発売開始は2026年以降の予定。
大森 章平
Shohei Omori
Whiskey&Co.株式会社 代表取締役 Distillery Water Dragon
2001年、株式会社ベンチャー・リンク入社。
牛角/ガリバー/タリーズコーヒー/カーブス他FCビジネス専門のコンサルティング会社。1,000店舗超の加盟店舗/500社超の加盟企業の経営コンサルティングに従事。
2010年、リノベる株式会社共同創業。中古住宅×リノベーションのマッチングプラットフォーム事業。副社長としてビジネスモデル構築と全国展開を推進。
同時期に一般社団法人熱意ある地方創生ベンチャー連合理事に就任。スタートアップ都市推進協議会(会長/福岡市・高島市長)との姉妹団体。全国60社超のベンチャー企業と地方自治体のマッチングを促進。
2021年 Whiskey&Co.株式会社創業。
2023年4月より、静岡県三島市にてバーボンスタイルウイスキー製造をスタート。
岡空 晴夫
Haruo Okasora
千代むすび酒造株式会社 代表取締役社長 境港蒸留所
広島大学工学部発酵工学科で発酵の専門知識を取得し、卒業後、大阪の酒問屋を経て実家の千代むすび酒造勤務。発酵食品を事業領域に定め、日本酒、焼酎、リキュール、スピリッツ、ウイスキー、甘酒、醤油、漬物等製造販売。正直言って大手のウイスキーは飲んでも違いが判らず、中小零細企業では大手には勝てないと思い込んでいましたが、個性豊かなアイラ島のウイスキーを飲み、ウイスキーも個性があることを知り、又ウイスキーの定義が、余りにも全時代的なものに啞然とし、しっかりと本物のウイスキーを製造すれば勝機があると2021年1月にウイスキー製造免許を取得。2024年秋から酒造組合の内規基準ジャパニーズ・シングルモルトウイスキーを販売開始の予定ですが、納得いくまで出荷しない方針です。
加藤 喬大
Takahiro Kato
明利酒類株式会社 高藏蒸留所 常務取締役
1991年生まれ。慶應義塾大学卒業後、博報堂入社。
2020年、コロナ禍をきっかけに家業である総合酒類メーカー、明利酒類株式会社に戻る。医薬部外品事業、プレミアム日本酒事業などを連続的に立ち上げ、コロナ禍の経営危機を乗り越えた。その後、曽祖父・加藤高藏が立ち上げるも火災により消失していたウイスキー蒸留所を復活させ、60年ぶりにウイスキー製造を始める。2022年に免許を再取得し、『高藏』というブランド名で、酵母の開発技術の応用や、百年梅酒の樽を用いたプラムワイン樽での熟成など、江戸時代から培った技術を活かし、ウイスキーの製造を行う。
鈴木 康平
Kohei Suzuki
十山株式会社 代表取締役社長 井川蒸溜所
静岡市の北部に24,430haという広大な社有林を120年以上前から保有し、森林管理を行う特種東海製紙のグループ会社「十山」(じゅうざん)が、2020年11月から標高1200メートルの南アルプスの高地でウイスキーづくりに挑戦。伝統的な製法を重んじて、製紙業で培ったモノづくりへの姿勢、そして繊細な技術をウイスキーづくりに活かす。特異な自然環境の中で長期熟成を目指し、南アルプスが溶け込んだ私たちだけにしかつくれないウイスキーを皆さんと一緒に楽しみたい。抗うことのできない大自然のなか、時間をかけてウイスキーづくりに向き合う。
塚形 直記
Naoki Tsukagata
月光川蒸留所株式会社 営業課長
1983年生まれ。山形県酒田市出身
大学卒業後、東京でアパレル会社に勤務。その後、地元山形でコントラクト家具の営業を務め、2023年の蒸留所立ち上げの際に月光川蒸留所へ転職。
最後の職としてウイスキーに向き合いたいという情熱を持ち、自ら親会社である楯の川酒造の門をたたく。楯の川酒造は創業1832年と古い歴史を持つ会社であり、そこで日本酒の製造を研修後、月光川蒸留所で営業職として勤務し、現在に至る。
堂田 浩之
Hiroyuki Doda
株式会社新潟小規模蒸溜所 取締役社長 新潟亀田蒸溜所
地元、北海道の大学在学中に、ニッカウヰスキー余市蒸溜所を訪問し、ウイスキーの魅力に惹かれてゆく。ウイスキーに関わる仕事をしたいと思ったが、バブル崩壊後でさらに、ウイスキー冬の時代に直面し、その道を断念する。東京の商社に就職後、外資系製薬会社に在籍する。約20年間のサラリーマン生活を経て、株式会社大谷に入社。同社の新規事業として、ウイスキー製造事業を立ち上げ、現在に至る。
西堀 哲也
Tetsuya Nishibori
西堀酒造株式会社 六代目蔵元 日光街道 小山蒸溜所製造責任者
1990年生。栃木県小山市出身。東京大学文学部哲学科卒。大学卒業後、都内ITシステムベンダーのエンジニア職を経て、2016年末、家業の西堀酒造へ入社。入社後は日本酒、焼酎、リキュールの酒造作業に従事しながら、WEB・EC関連業務やバックオフィス整備、海外輸出や新商品開発、新規事業開発に取り組む。醸造遠隔管理システムの独自開発や、業界唯一のLED色光照射発酵日本酒等を考案(双方とも特許取得済)。2022年には酒造敷地内に栃木県内初のウイスキー蒸溜所「日光街道小山蒸溜所」を立ち上げ、製造責任者としてウイスキー、ウォッカ、ジン等を造っている。
濱木 大輔
Daisuke Hamaki
株式会社西山酒造場
富山県高岡市生まれ。大学進学で関西へ。大学では遺伝子組み換えの研究をしていたため、食品業界を中心に就職活動。内定を得た(株)西山酒造場は、立地から最初少し迷ったが、職場の温かさに心動かされ入社を決意した。仕事では清酒のほか蒸留酒の製造も担当。蒸留酒部門の中心メンバーとして活躍している。