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メーカー評議員のご紹介

メーカー評議員のご紹介

メーカー評議員は、ジャパニーズウイスキーのつくり手の皆さまで、日本ウイスキー文化振興協会の主旨にご賛同いただき、ジャパニーズウイスキーの定義の法制化と、ジャパニーズウイスキー文化の振興のため、ご協力いただいている方々です。

※ 蒸溜所名の50音順に掲載しております

小池 信介

Shinsuke Koike

天鏡株式会社 CEO 株式会社リオン・ドールコーポレーション 代表取締役社長

小池 信介

地域密着スーパー「リオン・ドール」を中心に、地域社会の発展に取り組む経営を主導。
2018年に天鏡株式会社を創業した小池駿介の遺志を継ぎ、2022年より父・信介がCEOとしてウイスキー事業を牽引。福島県会津磐梯の自然風土を生かした地域循環型のウイスキー製造を推進し、品質と持続可能性を重視する取り組みを進めている。また、スコットランドの伝統製法を尊重し、その技術を取り入れることで本格的なウイスキーづくりにこだわっている。今後は国内外への発信を強化し、福島の風土を体現したクラフトウイスキーの魅力を広めていくことを目指している。

天鏡蒸溜所

TENKYO

天鏡蒸溜所

・所在地:

福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11

・オーナー企業(創業年):

小池 信介

・創業(蒸留開始年):

島村 尊光

Takamitsu Shimamura

十勝酒造株式会社 十勝蒸溜所 代表取締役 スコッチモルト販売 取締役専務

島村 尊光

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十勝蒸溜所

TOKACHI

十勝蒸溜所

・所在地:

北海道中川郡幕別町札内みずほ町160-72

・オーナー企業(創業年):

十勝酒造株式会社

・創業(蒸留開始年):

2024年(2025年予定)

自然と郷土が創る
十勝ウイスキーを目指して

十勝蒸溜所のウイスキー造りには、本場スコットランドで4カ所の蒸溜所に従事した経験を持つ、スコッチモルト販売株式会社の関連会社TOKYO ALEWORKS株式会社の代表取締役を務めるボブ・ストックウェルが製造責任者として就き、十勝地方の風土の特徴を活かした伝統的なウイスキー造りを目指します。

ウイスキーの製造の設備には、世界でNo.1の導入実績を誇るスコットランドのフォーサイス社製の蒸溜システムのポットスチル2基を導入し、年間16万Lのニューメイク(蒸留原酒)生産を計画しています。

熟成には、200Lバーボン樽や500Lシェリー樽、更には地元のワイナリーから赤ワイン樽を使用し、一日の気温差も20℃を超えることがある十勝の特異な気候環境で年間約800樽前後の熟成を行います。

また製品化には、原料に海外産の大麦麦芽とバーボンバレルを使用したノンピーテッドタイプとライトピーテッドタイプ、オロロソシェリー樽で熟成したシェリー樽熟成などを主要定番製品としてリリースを予定しています。それ以外にも、企画限定製品などもリリースする計画でいます。

そして、「オール十勝産」としてウイスキーのテロワールを提唱した、十勝産の大麦麦芽と、十勝のワイナリーで使用した赤ワイン樽を使用した、十勝を代表するフラグシップの限定製品もリリースを予定しております。

伊藤 啓

Akira Ito

長浜浪漫ビール株式会社 代表取締役 長濱蒸溜所

伊藤 啓

株式会社リカーマウンテン、株式会社田村商店、GLダイニングの代表取締役を兼務。グループのスピリッツバイヤーを経て、2018年から長浜浪漫ビール株式会社(長濱蒸溜所)の経営に携わる。日本最小規模の蒸溜所で、長浜を逆さ読みにした商品名『AMAHAGAN』のリリースやアーティスト、アニメーションとのコラボ商品を手掛ける。直営のレストランでは、ニューメイクハイボール『長濱ハイ』の提供、長浜市内の廃校を利活用したエイジングセラー、更に一泊二日でのウイスキー体験など、地域貢献を軸に置いた皆様が楽しんでいただける挑戦を続けています。

長濱蒸溜所

NAGAHAMA

長濱蒸溜所

・所在地:

滋賀県長浜市朝日町14-1

・オーナー企業(創業年):

長浜浪漫ビール株式会社

・創業(蒸留開始年):

1996年(2016年)

レストランとビール醸造所に
併設されたマイクロ蒸留所

琵琶湖の北東部に位置する滋賀県長浜市は、羽柴秀吉が初めて城持ち大名となった「長浜城」の城下町であり、江戸時代には近江北国街道の宿場町としても栄えた。歴史情緒あふれるこの町でウイスキーを製造しているのが長濱蒸溜所だ。
蒸留所があるのは、北陸本線長浜駅からほど近い、江戸時代の米蔵を改造したレストランの一角。地元長浜で創業し現在は京都に本社を置く酒販店のリカーマウンテンが、1995年に開業した「長濱浪漫ビール」だ。ビール醸造所兼レストランとして営業してきたが、開業20周年の記念事業としてウイスキーの製造にも参入、2016年より蒸留を開始した。
レストランのエントランスを入ると、右手にビールと兼用の糖化槽や発酵槽、奥にガラス張りの8坪ほどの蒸留エリアがあり、窓越しに鎮座するスチルが見える。店内には麦芽の香りが漂い、食事に訪れただけの人もウイスキーの製造工程を一望できるつくりだ。 
「一醸一樽」をスローガンに、1回の仕込みで1樽(200~250リットル)という少量生産を続ける同蒸留所。仕込みはワンバッチ425kgで、年間仕込み回数は350回。年間生産量は8万リットル(アルコール度数63.5%)を目標とする。


仕込水は伊吹山の伏流水で、硬度は約40mg/l。モルトは主に英国クリスプ社製のものを使うが、近年は地元滋賀県産の大麦麦芽を用いた試験仕込みも実施している。マッシュタンは米国ボヘミアンブリューワリーインポーターズによる銅製のもので、容量は2,000リットル。発酵タンクは温度管理ができるタイプで、容量2,000リットルのステンレス製。ここに約1,900リットルの麦汁を張り込み、米国産ウイスキー用ドライイーストを投入、72時間かけて発酵する。
蒸留器は、ポルトガルのホヤ社製アランビック型ポットスチルを使用。容量は1,000リットル、高さ2メートルほどの小ぶりで愛嬌のあるひょうたん型が目を引く。もともとは2基でスタートしたが、2018年に3基に増設。うち2基を初留器、1基を再留器として使用しており、発酵槽からアルコール度数約8%のモロミを回収したら、半分の950リットルずつに分けて2基の初留器に張り込む。得られた2基分のローワインに前回蒸留した際のヘッドとテールを加え、約800リットルを再留。そうして得られるのが1樽分のニューポットだ。
樽詰めは現在63.5%で行っている。樽はバーボン樽をメインに、アイラのクォーターカスクやシェリー樽、各種ワイン樽などバラエティ豊か。熟成庫は、2018年から使っている長浜市内の廃道トンネルのほか、2021年からは廃校となった長浜市立七尾小学校の校舎を「AZAI FACTORY」と名付けて使用。さらには琵琶湖に浮かぶパワースポットとして人気の竹生島や、沖縄での熟成も試しているという。
 見学も積極的に受け入れている。ガイドと試飲付きの見学ツアー(月10日程度・1日2回開催、2,200円)や、1泊2日の蒸留体験ツアー(月1回程度、44,000円)が定期的に開催されるほか、イベント時には七尾小学校の理科室でブレンディング体験なども行われる。
 製品は主に、海外原酒と自社原酒をブレンドした「AMAHAGAN」シリーズ、国内の蒸留所同士で原酒交換した「INAZUMA」シリーズ、自社原酒のみを使用した「シングルモルト長濱」シリーズに大別される。
AMAHAGANシリーズは「ワールドモルト エディション No.1」などの定番商品のほか、限定ボトルも数多く発売されており、今年度は2022年3月に「エディション シャトーモンペラ」、4月にウクライナ支援チャリティーボトル「テストバッチ No.11 サケ カスクフィニッシュ」、2月と7月に漫画「まどろみバーメイド」とのコラボボトル3本がリリースされた。
2021年より発売を開始した「INAZUMA」シリーズは、第1弾が三郎丸蒸留所、第2弾が江井ヶ嶋蒸溜所とのコラボだったが、2022年5月に発売された第3弾は、長濱・三郎丸・江井ヶ嶋の原酒をブレンドした「エディションNo.3」として2種のボトルをリリース。1つは3社の原酒のみを使ったジャパニーズブレンデッドモルトの「SYNERGY」、もう1つは海外原酒も加えたブレンデッドの「EXTRA」だ。
「シングルモルト長濱」シリーズについては、2021年11月に「バーボンバレル バッチ0161」、12月に「ミズナラカスク バッチ0190 信楽焼干支ボトル」を発売。また、これまではシングルカスクのリリースのみだったが、2022年10月に初のシングルモルト「THE FIRST BATCH」を発売した。

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